「お金を借りる手段」と聞いてすぐに消費者金融と銀行を思い浮かべる人は少なくありません。
しかしこれら2つの金融機関には異なる点があります。
こうした点をしっかりと理解していないと、利用の際に様々なトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
では消費者禁輸、そして銀行でお金を借りる場合のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
今回は借りやすさと利息額、そして借入最高額の違いについてご紹介したいと思います。
借りやすさと利息
消費者金融で行うキャッシングは、審査をパスしやすいというメリットを有しています。
もちろん誰でもOKというわけではありませんが、審査はスマートフォンやパソコンでも行うことができます。
またATMでお金の引き出しや返済を行うことができるために、実店舗に赴く必要はありません。
しかし利率は高めに設定されており、支払い額は利率に全額返済までの日数を掛け算して算出されます。
そのため全額返済までに時間がかかってしまうと、高額の利息を支払わなければなりません。
それに対して銀行の場合、審査はかなり厳しくなります。
収入証明などが必要となり、返済が確実と判断された場合のみ借入可能となります。
しかし利率は消費者金融に比べると格段と安くなります。
これは銀行からの借入に関する大きなメリットです。
借り入れ最高額
消費者金融からキャッシングを行う場合、総量規制という決まりが適用されます。
これは借入最高額は年収の3分の1以下でなければならないという決まりです。
この決まりが制定されて以来、借金を返済できないという人の数が激減しました。
その反面、消費者金融からの借入可能額が希望額に達しないというケースも多々あるのです。
それに対して銀行からの借入の場合、総量規制は適用されません。
そのため借入希望額を提示し、審査をパスすることができれば自分が必要とする額のお金を借りることができるのです。
これは審査が厳しい銀行だからこそ行えるものです。
■利用目的を考えてチョイスする
とにかく素早くお金を手にしたいという場合、キャッシングを利用することができます。
しかしキャッシングの場合は利息の額や借入最高額が決まっていることを覚えておくべきです。
対して銀行からの借入は高額融資が可能ですが、審査が難しいこと理解すべきです。
そのため素早い融資が必要な場合は不向きかもしれません。
こうした点を理解し、キャッシングをチョイスするか、もしくは銀行からの借入をチョイスするかを決定すべきです。